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'21/8/18 米軍のアフガン撤退と日本

米軍のアフガン撤退で、8/15 あっという間にタリバン(反政府勢力)が全土を制圧した

私はあまり政治絡みの意見は述べないし、呑気なブログだが、思う所があり投稿したい

 

色々なニュースソースから情報を得ているが、今回の投稿には北野幸伯氏のメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」が参考になっている

 

『何故米軍は撤退したか?』

1.アフガン撤退は中東撤退の一環で、米国のシェール革命により「石油利権」が不要になった

つまり

中東の重要度が劇的に低下してシリア、アフガニスタン、イラクから撤退すると宣言している事の実行に過ぎない

2.中国との覇権戦争に注力する

その為に米国はロシアと「ウクライナ内戦」「シリア内戦」を鎮静化させている

『バイデン大統領の8/16の演説から』

1.アフガニスタンの政治指導者たちは国を投げ出し逃亡し、アフガニスタン軍は戦おうとせず崩壊した

2.アメリカ軍部隊は、アフガニスタン軍が自分たちのために戦おうとしない戦争で、戦って死ぬことは出来ないし、そうすべきでもない

(北野幸伯氏の8/18メルマガの一部抜粋)

 

私は、アフガニスタン軍のあまりに早い崩壊に驚いたが、ガニ大統領がいち早く国外逃亡するのでは無理もないと思った

この有様を見て20年間も他国に介入し民主化を主導しようとした米国の大きな過ちを知った

米軍は当然アフガニスタン政府が自らの手で自立の為に努力するのをサポートする立場だが、自国を統治する為の民力やスタッフが不充分だったと言える

何よりも自国を立て直す強い意思がないまま近隣諸国の政治パワーに翻弄される歴史の延長だったのだろう

 

振り返ると過去ドイツ、イタリア、日本への介入が成功(米国から見て)したのは何故かと思う

基本的に国民がその介入を受け入れる素地があった(つまり徹底的に反逆する勢力が不在)

それに自信を得た米国は覇権国家として、その後紛争国の調停や独裁国家への介入をするが、結局手を突っ込みかき回してその後不安定なまま立ち去る事が多い様に思う

米国流の自由と民主主義国家の確立にはそれなりの歴史的な蓄積が必要であり容易な事ではない為当然と言える

それらの活動の結果、結局はテロリストの温床を作り地域紛争の蔓延を助長してしまった

 

さて日本への重要な示唆だが、仮に尖閣諸島に中国が侵攻したらどうなるのか?

自衛隊が戦わずに米軍が中国軍と戦うだろうか?

今回のバイデン大統領の演説は重要な意味を含んでいる

米国は中国との覇権戦争を闘う上で、日本は重要な同盟国だが、日本人が日本の領土を守る為に闘う姿勢を見せなければ中国と闘うことは無いのではないか

 

私は戦争を肯定してはいない

しかし、何の備えもなしに戦争を避けられるとも考えていない

戦争を避ける為に必死に備えなければならないが、日本ではその議論をする事が回避されて

楽観的な平和主義が蔓延している

 

今回の米軍のアフガン撤退とタリバンの早過ぎる全土制圧を知り、日本の行末に不安を感じた次第だ