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私のパソコン黎明期(その1)

デジタルと言う言葉はなかったかもしれない。しかし、「電卓」が現れたのは素晴らしい事だった。

日本ではシャープが世界初のオールトランジスタ型電卓を1964年3月に発売した。

私が購入したのは確か1972年頃と思う。

シャープの更に進化した電卓は二つのメモリーがあり

簡単なプログラムで少し込み入った自動計算が可能だった。

卒論の実験データの計算をするのに活用したのが私の実用プログラムの「事始め」だった。

思い返せば、私の「如何に楽に早く仕事を処理するか」と言う探究心はこの時に芽生えたのかもしれない。

しかし、これは諸刃の剣でもあった。

算盤で鍛えた暗算能力も徐々に退化してゆく事になる。