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'21/1/29 「フォトメモリー」は代償が大きい

NewsPicksの1/25の記事を読み永年の疑問が少し解けた思いだ

 

目で見た光景をそのまま記憶する能力「フォトメモリー」を有している人が知人にいた

それは凄い能力でとても真似の出来ないもので羨ましかった

しかし何故かその人は、少しコミュニケーションが不得手だった

それが疑問だったのだ

 

下記の文によると「フォトメモリー」は脳に過大な負担をかけるので、人は成長するに伴いより軽い負担で膨大な情報を処理する「言語を抽象化し論理的に思考する能力」を選択する様だ

 

やはりあの凄い能力は何かを犠牲にしなければ保持出来ない脳に負担を強いるものだったのだ

人間はある意味で平等に出来ていると少し安心した(笑)

 

『NewsPicks 中野信子氏「AIはヒトを支配しない。社会の協調を補う存在へ」

中野: おそらく折井さんも耳にされたことがあると思いますが、ヒトの脳には、目で見た光景を写真のように記憶する「フォトメモリー」という機能があります。

 この能力を持つ方はまれで、目で見たものをそのまま画像で覚えていられる。つまり、テストの際などに、頭のなかにある教科書を参照しながら解答用紙を埋めることができるようなもの。

折井: それはうらやましい(笑)。

中野: ええ(笑)。でも、この「フォトメモリー」に関しては、実はヒトよりもチンパンジーのほうが得意なのをご存じですか?

折井: そうなんですか?

中野: はい。ヒトも子どものうちは1/4がこの能力を持っているといわれているのですが、思春期以降、ほとんどがこの能力を失います。

 成長に伴って言語能力や物事を抽象化し、論理的に考える能力が発達すると、脳が「重い処理」を要するフォトメモリー能力を捨ててしまうのではないか、というのが最新の仮説です。

折井: なるほど。

中野: コンピューターがデータを処理するのと同じように、抽象化された情報は脳にかかる負荷を軽減します。処理が軽くなったぶん、記憶に定着しやすくなるというメリットもあるので、おそらくヒトの脳は、フォトメモリーよりも論理的思考を選ぶのだと思います。

 それに対しチンパンジーの脳は、ヒトの脳より物事を抽象化して捉えることが不得意です。また、彼らは長期にわたる計画を思い描いたり、順序立てて物事を考え、行動したりすることもできません。そのため、チンパンジーは成長してもフォトメモリーを失わないのだと考えられます。

 仮にもし、AIにフォトメモリー的な機能を実装できたら、いまよりも高い処理能力を獲得するかもしれません。しかしチンパンジーの脳に近づく代償として「忘れる」という機能が付加されることも覚悟しなければならないでしょ』