日本が抱える「孤独」という問題は独特の美意識で語られる事もあり時々それを讃える文章もある
シニア男性が陥りがちな罠の様な気がしていた
それらの疑問に応える記事が実は一年半前にあった
ある殺人事件を取り上げて考察したものだ
昨年からのコロナ禍で「孤独」はますます酷くなり、退陣したトランプ大統領の下で社会の分断が大きく表面化した
「孤独」に正しく向き合い、その恐ろしさの処方箋を社会として用意する必要がある
「無差別殺傷を引き起こす絶望的孤独の正体」
著者:岡本 純子, president.jp
2019/05/31 雑誌プレジデントの配信から
(2019年5月28日、川崎市多摩区のJR登戸駅近くで男が刃物を振り回し、小学6年の女児と外務省職員の男性の2人が死亡し、18人がけがをした。この事件で岩崎隆一容疑者(51)は、襲撃後、その場で自らの命も絶った。)
1.世界一孤独な国・日本が「岩崎容疑者」を生んだのか
2. 社会から隔絶され徐々に精神が蝕まれていった
「孤独」は今、世界で「現代の伝染病」ともいわれる大問題である。都市化、過疎化、非婚化、少子化、高齢化などにより、「孤独」に苦しめられる人が増えており、これが社会的な問題として、海外では国家を挙げて対策が進められるようになっている。
3. 慢性的な孤独下に置かれた人はストレス耐性が低くなる
人はいったん孤独になると、再び、人とつながることを極端に恐れるようになる。一度拒絶された「群れ」に戻ろうとすることは、再び、拒まれ、命の危険にさらされるリスクを伴うからだ。それよりは、何とか1人で生きていくほうが安全だ、と考えて、閉じこもりがちになる。
4. 「孤独」が莫大な経済的損失を招き、社会としての寛容性を奪う
5. 孤独は「美徳」「自己責任」「我慢する」という日本固有の考え方
6. 「loneliness」と「solitude」が混同されている
なぜ、孤独が日本ではポジティブに捉えられ、ともすると美化されやすいのか。
その要因として、寂しく不安な思いである「loneliness」と、一人の時間を楽しむ「solitude」とが混同され、「孤独」が「一人」「独立」「自立」という意味でのポジティブな意味合いで解釈されるという側面がある。
ロンリネスの孤独は「自立」でも「独立」でも「一人」でも「自由」の意味でもなく、物理的に独居や独身であるかも関係はない。頼る人も支えてくれる人もいない「孤児」のような不安な精神状況を指している。
7.「最もひどい貧困とは、孤独であり、愛されていないという思い」
8. 長期的な孤独に陥らない社会的な支えあいの仕組みが必要
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