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'21/1/17 阪神大震災から26年

1月17日、語り尽くされ今更とは思うがやはり触れてしまう

 

甚大な被害の神戸市の隣、西宮市鳴尾の社宅に住んで居てこの大震災に遭遇した

早朝でまだ寝ていた

妻は隣、双子の娘達は別室だった

ガツンと来た、突き上げる様な衝撃が来てそれから強く長い揺れが来た

十勝沖地震の経験もあるがその比では無かった

凄い揺れで直ぐに立ち上がれなかった

「これは助からない」と死を覚悟した(滅多にない)

それでも立ち、揺れている中、戸を開けて子供達の部屋に入った

あたりは家具が倒れ色々なものが散乱していた

ラックのパソコンが無事なのを不思議に思った記憶がある(キャスターが有効だった)

 

その日は連絡(直後は電話が通じた)や片付け、対応に追われた

要領の良い人は風呂に水を溜め込んでいた(こう言うのはあまり褒められない)

 

生活ラインはストップした

(電気、水、ガスの順に復旧した)

我が家のそれが全て復旧したのは4週間後

お風呂や洗濯は大阪の親戚にお世話になり助かった

家族で日曜日にリュックに洗濯物を詰めて訪問してお風呂に入りゆっくりして帰って来た

途中の道筋は震災の爪痕が酷かった

自分も被害にあったが、不幸とは全く感じなかった

周りの人が皆被害に遭っているから不幸と思わない

亡くなった人や家屋倒壊等、より大きな被害を受けた人には申し訳ないが、自分の事に必死で余裕が無かったとも言える

 

余談だが、世界の難民キャンプも不幸を共有していて酷く不幸と感じていないかもしれない

 

娘達に精神的なショックの後遺症があるのではと心配した

それで気候が良くなってから六甲山に家族で登り始めた

六甲山はルートが豊富で近くを平行して電車が阪急、JR、阪神と走り便利だ

六甲山に何回も登り慣れた夏休みに八ヶ岳の蓼科山の方に1泊2日で登った

1泊だが山小屋に泊まるのに中学1年の娘達もついて来た

家族で登る登山はそれまで知らない側面を知る良い機会でもある

 

それから八ヶ岳、北アルプスと合計三シーズン登った

震災が無かったら家族で山登りをする事は無かった

 

震災では他にも色々考え方や行動が変わったが、山登りの経験は人生に大きな影響を与えた

 

山登りに100%の安全は無いし、天候の様に人の力ではどうしようも無いモノにどう向き合うか