フランスの「くじ引き民主主義」は捨てたものではない
一年前の紹介記事であった
フランスで2018年の「黄色いベスト運動」による政府批判を受けて小手先の対応で反政府運動が収まらず、特定の課題に対して、抽選で選出された150名で構成された市民会議が政策提言を行い、それを国民投票にかけると言う施策である。
この「気候市民会議」は地球温暖化にどの様な施策で対処するかというテーマである
既存の政府はロビイストの圧力が強く大胆な政策を実行出来ないので、この様な方策を選択した訳である
具体的な市民会議の立ち上げやサポート体制や独立性の担保の手だてが構築されており、単純な「くじ引き」と侮れない
このフランスの会議は2019年10月4日にスタートして2020年4月に最終成果物を政府に提出している
この事は他のEU諸国(イギリス、スペイン)やドイツの地方自治体にも取り組みを促している様だ
民主主義の限界が著しい現在、大きな課題を既存の政治手法では解決出来なくなっている
「くじ引き」と言うと語弊が有るが、選出されたメンバーは真剣に取り組みその仕事の質が高いと報告されている
日本でも既存の政治家の限界を破る方策として検討に値すると思う
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