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'20/10/13 新型コロナの効果的な「治療法」

文藝春秋11月号に忽那賢志氏(国立国際医療研究センター国際感染症対策室医長)の一文『重症化を防ぐ「治療法」が分かってきた』が掲載された。

彼は新型コロナウイルスについて、信頼される分析を早くから発信していた。

今回の一文も安易な判断は出来ないが、正しく認識して対応する一助になると思われるので簡潔にまとめた。

 

1.[第二波で治療法が確立]

効果的な治療法が見えてきたのは、第二波を経験してからのことです。日本で最初に新型コロナの治療薬に認められたのは、抗ウイルス剤の「レムデシビル」でした。これがウイルスの増殖を抑える薬であるのに対して、過剰な炎症を抑える薬が「デキサメタゾン」です。

レムデシビルとデキサメタゾンの併用は、現時点での治療法としてほぼ確立しています。この二つに加え、抗凝固薬の「ヘパリン」を併用するケースもあります。

 

2.[6月以降は死者ゼロ]

こうした治療手順の確立が、第二波で重症化の数が減った大きな要因です。(中略)

ただし治療薬も完璧ではありませんから、投与しても重症化してしまうケースはあります。特に高齢の方、持病がある方はそのリスクが高いので楽観できません。

また、発症から時間が経つと治療薬の効果が低くなります。発症から1週間ほど経過してしまうと、レムでシビルを投与しても悪化してしまうことがあるのです。(中略)

特に高齢の方、持病のある方は、できるだけ早く治療を受けてほしいと思います。

 

3.[若い人はスッとよくなる]

 

4.[多様な後遺症の怖さ]

新型コロナに感染して治癒する人が増える一方、人によって様々な後遺症があることもわかってきました。新型コロナの患者さんは、一定の割合で完全には回復せず、何らかの症状が続くケースが見られるのです。(中略)

後遺症だけ見ても、一般のインフルエンザよりも怖い病気であることがわかります。

 

5.[二度罹ることもありえる]

一般に感染症は、いちど罹患して回復した人は、抗体ができるため2度目の感染はしにくいものですが、新型コロナについては、いちど感染しても、次はかかりにくいとは確認できていません。

 

6.[冬場に心がけたいこと]

インフルエンザの予防接種を受けるべきかどうか迷われている方もいらっしゃると思いますが、これは受けることをお勧めします。それはインフルエンザの予防になるのはもちろんのこと、ワクチンを打つことによって、免疫システムが活性化され、インフルエンザ以外の感染症への抵抗力が増すことがわかっているからです(訓練免疫といいます)。

 

7.[信頼出来る情報で対策を]